要約

チャットでの長い会話のコンテキスト管理

メッセージ要約

会話が長くなると、Cursor が自動で要約してコンテキストを管理し、チャットを効率的に保ってくれるよ。コンテキストメニューの使い方と、ファイルがモデルのコンテキストウィンドウに収まるようにどう圧縮・要約されるかを学ぼう。

/summarize コマンドの使い方

チャットで /summarize コマンドを使って、手動で要約を実行できるよ。会話が長くなってきたときにコンテキストを整理して、重要な情報を落とさず効率よく作業を続けられるようにしてくれる。

Cursor でコンテキストがどう機能するかをもっと知りたいなら、Working with Context ガイドをチェックしてね。

要約の仕組み

会話が長くなると、モデルのコンテキストウィンドウの上限を超えることがあるよ:

User

Cursor

User

コンテキストウィンドウの上限

Cursor

User

Cursor

これを解決するために、Cursor は古いメッセージを要約して、新しいやり取りのための余白を作るよ。

コンテキストウィンドウの上限

要約されたメッセージ

Cursor

User

Cursor

ファイルとフォルダーの圧縮表示

長い会話はチャットの要約で扱えるけど、Cursor が大きなファイルやフォルダーを管理するために使うのは、別のアプローチであるスマート圧縮表示。会話にファイルを含めると、Cursor はサイズと利用可能なコンテキスト領域に応じて、最適な見せ方を判断してくれる。

ファイル／フォルダーが取りうる状態は次のとおり:

圧縮表示

ファイルやフォルダがコンテキストウィンドウに収まりきらないとき、Cursor は自動で圧縮する。圧縮では、関数シグネチャやクラス、メソッドといった重要な構造要素だけをモデルに渡す。この圧縮ビューから、必要に応じてモデルが特定のファイルを展開できる。このアプローチにより、利用可能なコンテキストウィンドウを最大限に活用できる。

大幅に要約

ファイル名に「大幅に要約」のラベルが付いている場合、そのファイルは要約しても全体を含めるには大きすぎるということ。モデルにはファイル名だけが表示される。

含まれないもの

ファイルやフォルダの横に警告アイコンが表示されている場合、その項目は要約してもコンテキストウィンドウに収まらないほど大きいってこと。これで、コードベースのどの部分がモデルから参照できるかがわかるよ。